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寺社仏閣に馳せる思い

魅力的な寺社仏閣を備忘録的に綴るブログ。

兵庫県 清荒神清澄寺

日本には土地を守る「屋敷神」、家の入口を守る「門の神様」など、家にまつわる身近な神様がたくさんいます。そのなかのひとつ「台所の神様」を祀っているのが兵庫県宝塚市にある清荒神清澄寺きよしこうじんせいちょうじ)です。

清荒神清澄寺は、地元・宝塚ではとても有名なお寺で、初詣や各種法要の時などは参道が大渋滞になるほどの賑わいです。
このお寺は、平安時代の初頭に争いのない平和な社会、万民豊楽の世界を願って創建されました。
地元の人々から「荒神さん」と呼ばれ、古くから親しまれています。
火の神、台所(かまど)の神としてあがめられてきた清荒神清澄寺の御札を、厨房の神棚に祀る信仰は、この土地に暮らす人々の習わしとなっています。

境内には、文人画家・富岡鉄斎の「鉄斎美術館」があり、年に数回企画展示されています。
清荒神清澄寺には約2000点もの絵や書道、資料などが所蔵されています。
そのほか、お寺の歴史や信仰などを学べる資料館、さまざまな厄除火箸が奉納されている「火箸納所」などもあります。

参道の両側には、お寺名物の食べ物や日用品、骨董品などの店舗や出店が、約200店舗も軒を連ねています。なかなか広いお寺で結構歩くので、参拝後はこの参道で休憩するといいかもしれません。

秋葉原 神田寺

神田寺(かんだでら)は室町時代に創建された法禅寺と、江戸初期に創建された安民寺を前身とする浄土宗のお寺です。明治期以降は神田に寺院がなかったことから、全日本仏教会創始者であった故友松円諦師によって千代田区外神田の現在地に創建されました。

 

当寺の前身である法禅寺は臨海山遍照院と号し、徳川将軍家とゆかりの深い芝増上寺の末寺に当たる浄土宗のお寺です。至徳元年(1384年)に言譽定賢により創建され、東海三十三観音霊場の一つとしても知られています。もう一方の前身である安民寺は、関東十八檀林の一つである霊巌寺の学寮として創始されました。

 

法禅寺、安民寺は明暦の大火、関東大震災第二次世界大戦で焼失し、数度の再建や移転が行なわれています。大戦後の昭和22年(1947年)、故友松円諦師の「都心部仏教を布教したい」の想いを受け、外神田に地名を名乗る神田寺を建立したのがお寺の始まりです。

 

神田寺のご本尊は木造の阿弥陀如来坐像です。お寺では開創から600余年を経て、宗祖である法然上人の慈恩に深く思いを致し、「法灯の護持に一段の精進を持って臨む」としています。

 

神田寺の年間行事としては1月1日の「修正会」、3月20日の「彼岸会」、4月8日の「花まつり」、11月15日の「遊行会」などがあります。秋葉原駅からほど近い場所にあるお寺ですので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

竹橋 妙法衛護稲荷神社

妙法衛護稲荷神社は、地下鉄半蔵門線都営線神保町駅のA1出口から、徒歩1分のところにあります。

 

都会の中ですが、共立女子短大校舎の裏にある、細い路地を入ったところにあることから、とても寂しいところにひっそりとたっています。近くを通っても、しっかりと探さないと、もしかしたら見逃してしまうかもしれません。

 

さらに、妙法衛護稲荷神社の創建や由来は、不明ということで、不思議な魅力の神社となっています。言い伝えによりと、もともと、ある家の敷地内の、「家の屋敷神」であったとされています。

 

その後、その家は何かの事情で他に移ってしまいましたが、この祠だけが取り残されてしまったのではないかと言われています。また、いつ頃建てられたかは不明ですが、大きな震災や戦災の被害を受けていないことから、明治後期から大正期頃に建てられたと考えられています。

 

この妙法衛護稲荷神社は、「防火防災」のご利益があるとされています。そして、毎年二月初午が祭日となっています。 ここに訪れるとみられる二つの「お狐さん」ですが、このお狐さんは、檻でしっかりと守られています。

 

あなたも都会の一角にひっそり佇む、このミステリアスな神社に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

神田 佐竹稲荷神社

佐竹稲荷神社は、千代田区内神田にあり、神田駅西口商店街の中程に位置します。

 

比較的小さい神社ですが、人目につきやすい所にあるので、ご存知の人も多いのではないでしょうか。ここは、寛永12年(1635)に、秋田藩佐竹氏が鬼門除けをするために創建したとされています。そのこともあり、この周辺は、昔「旭町」と呼ばれていました。

 

この名前の由来は、秋田佐竹家の家紋である「扇に日の丸」からきたと言われています。このように、この周辺は昔から、秋田藩佐竹氏との関わりが大変深い場所だったことがわかります。

 

大正12年におきた関東大震災の後、この地域は区画整理が行われました。その際に、この今ある場所に遷座されることになりました。現在の佐竹稲荷神社は、昭和28年に宗教法人法から神社本庁に法人登記され、「火伏の神様」や、「商いの神様」、さらには「神田の守護神」として、地元の人に親しまれています。

 

佐竹稲荷の取り持つ縁によって、神田と秋田県湯沢市は、「絵どうろうまつり」と呼ばれるイベントを神田で行なっています。神田と言えば、「神田明神」が有名ですが、ここを訪れれば、一味違った神田の姿を見ることができるのではないでしょうか。

 

興味がある人はぜひ一度、足を運んでみて下さい。  

 

 

小川町 幸徳稲荷神社

幸徳稲荷神社は、東京都千代田区神田小川町にあります。

 

一般的に神社というと、住宅街の中というよりも、人気のない静かな所にある神社を思い出す人が多いのではないでしょうか。しかしここは、都会のビルが立ち並ぶ一角に、ひっそりとたっている、ビルの二階にあります。

 

幸徳稲荷神社へ行くためには、白い階段を上がっていかなくてはなりません。そして、その階段を上がると、こじんまりとした鳥居が現れます。 もともと、江戸時代山城国城主稲葉丹後之守の江戸小石川中屋敷に祀られていましたが、明治維新後に、小川町の守護として建てられました。

 

昭和二十一年に、小川町北部町会が解散し、現在のような4つの町会になりましたが、この時、幸徳稲荷神社奉信会が結成されました。幸徳稲荷神社は、ここに住む人にとって、昔から深い関係があります。

 

現在は、此度宗教法人となり、「新築し子孫の守り神」として多くの人に親しまれています。  また毎年、5月14日と15日には、「修祓式」が行われ、この時に多くの人がここを訪れます。神社好きな人は、都会にひっそりと佇むこの幸徳稲荷神社に、ぜひ足を運んでみてください。

 

今までとは違った、都会ならではの神社を楽しむことができるのではないでしょうか。

 

 

熊本 本妙寺

日蓮宗六条門流肥後本妙寺は、市電の本妙寺前から徒歩10分、バスの仁王門下から徒歩5分となっています。

 

境内の入り口には、大きな「仁王門」が立っており、これは小林徳一郎の寄進によって大正9年に建てられました。また、この仁王門は、国の登録有形文化財にも登録されています。 境内に入って門をくぐると、春にはとても綺麗な桜を見ることができる桜並木があります。

 

そして、さらに進むと、本妙寺の大本堂が現れます。その先を行くと「胸突雁木」があり、その中央には、「石灯籠」があります。 「宝物館」には、歴史的に価値の高い、文書、書画、工芸品などが展示、収納されています。この中には、たくさんの重要文化財も含まれています。

 

また毎年本妙寺では、7月23日の夜に「頓写会」(とんしゃえ)と呼ばれる行事が行われています。これは、清正の一周忌に、本妙寺第3代高麗日遥上人が、一夜で、法華経一部八巻を写経したことで始まったとされています。そこには、毎年約10万人以上もの人が訪れます。

 

そのほかにも、元日に行われる「元朝国祷会」、3月の最終土曜日に行われる「桜灯籠」(はなとうろう)、4月8日に行われる「釈尊降誕会」(花まつり)、11月3日に行われる「人形供養 むろや」など多くの行事が行われています。

 

 

 

北九州市八幡西区 日峯神社

日峯神社は海上安全の神様です。

お祀りしているのは、天照大神。そして彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)、火酸芹命(ひでりのみこと)。

 

ちなみにここでは天照大神は大日霊貴命(おおひるめのむちのみこと)の別名で祀られています。

 

住宅街からふと入ると鳥居があり、それほど進まないところに気持ちのよい空間が広がっていました。 f:id:shimakoh1108:20160624164335j:plain

もとは日峯山の山頂にあったのが、参拝に便利なようにと山麓に降りて建立されたそうで。

日峯山の山頂には三つの岩があり、大日霊貴命がその三つの岩に腰掛け、朝と夕に琵琶を弾いて荒れる海を抑えたと言い伝えられています。

昔は山頂近辺まで海だったそうですが、海幸彦と山幸彦の神話のなかで、彦火々出見命が釣り針を無くしたときにこの地も訪れた、とも伝えられているそうです。

霊峰、日峯山。ちょっとパワーが特別です。

大日霊貴命が腰掛けていた三つの岩の内、一つが境内に祀られてます。必ず行ってその力の波動を感じるとよいと思います。境内入って右手に大きな岩がありますのですぐわかるはずです。

残りの2つの岩のある日峯山の山頂までは、お話によると約15分ほどで登れるとのこと。それに気づいたときにはもう時間が迫っていて登れませんでしたが、次の機会にはぜひ登ってみたいと思います。ちょっと急だそうなので、参拝予定の方は動きやすい靴がよさそうですね。日峯山の山頂からの眺めも格別だそうで。なにより、もともとこの神社のあった場所。そういった場所は得てして空気が違いますので、またここを訪れるのが楽しみになりました。

 

余談ですが、これまで数量限定だった「じんじゃくっきー」が、この6月からいつでも買えるようになったのだとか。クッキーを置いている神社は珍しいのでつい買ってしまいました。