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埼玉県春日部市の粕壁東にあるのが曹洞宗のお寺、 医王山・東陽寺(とうようじ)です。
東陽寺は寛永年間に熊巌という僧侶が開山したと 伝えられている寺院で、江戸期には新西国三十三カ所 30番に数えられていました。
こちらの東陽寺は「奥の細道」に描かれた松尾芭蕉の みちのくへの旅の第一日目の宿泊地と考えられており、 山門脇には「伝芭蕉宿泊の地の寺」という標注が 建てられています。
ちなみに、芭蕉と共に旅立った曽良の日記にも 「カスカベニ泊ル、江戸ヨリ九里余リ」の記述が あるそうです。