北九州市八幡西区 日峯神社
日峯神社は海上安全の神様です。
お祀りしているのは、天照大神。そして彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)、火酸芹命(ひでりのみこと)。
ちなみにここでは天照大神は大日霊貴命(おおひるめのむちのみこと)の別名で祀られています。
住宅街からふと入ると鳥居があり、それほど進まないところに気持ちのよい空間が広がっていました。
もとは日峯山の山頂にあったのが、参拝に便利なようにと山麓に降りて建立されたそうで。
日峯山の山頂には三つの岩があり、大日霊貴命がその三つの岩に腰掛け、朝と夕に琵琶を弾いて荒れる海を抑えたと言い伝えられています。
昔は山頂近辺まで海だったそうですが、海幸彦と山幸彦の神話のなかで、彦火々出見命が釣り針を無くしたときにこの地も訪れた、とも伝えられているそうです。
霊峰、日峯山。ちょっとパワーが特別です。
大日霊貴命が腰掛けていた三つの岩の内、一つが境内に祀られてます。必ず行ってその力の波動を感じるとよいと思います。境内入って右手に大きな岩がありますのですぐわかるはずです。
残りの2つの岩のある日峯山の山頂までは、お話によると約15分ほどで登れるとのこと。それに気づいたときにはもう時間が迫っていて登れませんでしたが、次の機会にはぜひ登ってみたいと思います。ちょっと急だそうなので、参拝予定の方は動きやすい靴がよさそうですね。日峯山の山頂からの眺めも格別だそうで。なにより、もともとこの神社のあった場所。そういった場所は得てして空気が違いますので、またここを訪れるのが楽しみになりました。
余談ですが、これまで数量限定だった「じんじゃくっきー」が、この6月からいつでも買えるようになったのだとか。クッキーを置いている神社は珍しいのでつい買ってしまいました。