熊本 本妙寺
日蓮宗六条門流肥後本妙寺は、市電の本妙寺前から徒歩10分、バスの仁王門下から徒歩5分となっています。
境内の入り口には、大きな「仁王門」が立っており、これは小林徳一郎の寄進によって大正9年に建てられました。また、この仁王門は、国の登録有形文化財にも登録されています。 境内に入って門をくぐると、春にはとても綺麗な桜を見ることができる桜並木があります。
そして、さらに進むと、本妙寺の大本堂が現れます。その先を行くと「胸突雁木」があり、その中央には、「石灯籠」があります。 「宝物館」には、歴史的に価値の高い、文書、書画、工芸品などが展示、収納されています。この中には、たくさんの重要文化財も含まれています。
また毎年本妙寺では、7月23日の夜に「頓写会」(とんしゃえ)と呼ばれる行事が行われています。これは、清正の一周忌に、本妙寺第3代高麗日遥上人が、一夜で、法華経一部八巻を写経したことで始まったとされています。そこには、毎年約10万人以上もの人が訪れます。
そのほかにも、元日に行われる「元朝国祷会」、3月の最終土曜日に行われる「桜灯籠」(はなとうろう)、4月8日に行われる「釈尊御降誕会」(花まつり)、11月3日に行われる「人形供養 むろや」など多くの行事が行われています。