寺社仏閣に馳せる思い

お寺や神社って行くだけで心が落ち着きます

メイド喫茶やレンタルオフィスの火事除け祈願に――竹橋『妙法衛護稲荷神社』

妙法衛護稲荷神社は、地下鉄半蔵門線都営線神保町駅のA1出口から、徒歩1分のところにあります。
メイド喫茶で有名な、秋葉原の駅からは歩いて25分、電車と徒歩で15分程度の場所ですね。
付近には手頃に借りられるレンタルオフィスが多くあり、新規開業者たちに人気の町でもあります。

 

都会の中ですが、共立女子短大校舎の裏にある、細い路地を入ったところにあることから、とても寂しいところにひっそりとたっています。近くを通っても、しっかりと探さないと、もしかしたら見逃してしまうかもしれません。

 

さらに、妙法衛護稲荷神社の創建や由来は、不明ということで、不思議な魅力の神社となっています。言い伝えによりと、もともと、ある家の敷地内の、「家の屋敷神」であったとされています。

 

その後、その家は何かの事情で他に移ってしまいましたが、この祠だけが取り残されてしまったのではないかと言われています。また、いつ頃建てられたかは不明ですが、大きな震災や戦災の被害を受けていないことから、明治後期から大正期頃に建てられたと考えられています。

 

この妙法衛護稲荷神社は、「防火防災」のご利益があるとされています。そして、毎年二月初午が祭日となっています。 ここに訪れるとみられる二つの「お狐さん」ですが、このお狐さんは、檻でしっかりと守られています。

 

秋葉原で開業しているメイド喫茶や、この付近で開業しているレンタルオフィスの主さんは、火事除け火難除けと商売繁盛の祈願をこちらのお稲荷さんでしてみるといいかも。
メイド喫茶は言わずもがなで火を使うことも多い職場ですし、レンタルオフィスでも、以前私の友人が小火を出してしまったことがあって、賠償がとても大変だったそう。
どうも「火」周りのことににツキがないなぁ、と感じている人は、なおさらこちらでの祈願は有効かもですね。

 

あなたも都会の一角にひっそり佇む、このミステリアスな神社に訪れてみてはいかがでしょうか。
レンタルオフィスメイド喫茶といった新しいものと、こういった昔懐かしい風景のギャップもまた、東京の魅力のひとつですよね。