「運命のタンス」 東京都台東区 浅草寺
浅草寺は、1400年近い歴史をもつ観音霊場である。寺伝によると、ご本尊がお姿を現されたのは、飛鳥時代、推古天皇36年(628)3月18日の早朝であった。引用:浅草寺公式サイト
といいますから、相当歴史のあるお寺です。
以前雷門のことをご紹介したことがありますが、今回は年始ということで、浅草寺のおみくじの引き方をご紹介したいと思います。
こちらのおみくじは、おみくじ箱から直に引くものではなく、お金を払ったら2段階のドキドキ感があります。
まず小さなタンスのようなおみくじ箱を目指してください。
その前に銀色の金属筒が置いてあります。
振ると・・・「大吉!」とは書いていない、番号が書いてある棒が出てきます。
何番か確認したら、そのタンスのような番号が書かれている引き出しを開けます。
なんだか厳かな風情でおみくじが仕舞われていますから、1枚取り出したものがその年の運勢というわけです。
以前、一緒に行った友人がみごとに「大凶」を引き当てていたのをよく覚えています。
こんな可愛い小づくりなタンス…と感心していたのに、容赦ない結果でびっくりしてしまいました。
タンスといえば、自分のものなら何が仕舞ってあるか覚えているものですが、これは「運命が仕舞われているタンス」という感じでなかなかスリリングなタンスでした。