寺社仏閣に馳せる思い

お寺や神社って行くだけで心が落ち着きます

神奈川県横浜市 王子神社

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横浜市緑区長津田にある王子神社(おうじじんじゃ)です。

こちらの神社は江戸時代の当地の領主で、元は徳川家康公の旗本であった岡野平兵衛によって慶長元年(1596)に創建されたものと伝えられています。

ご祭神は伊弉諾命と速玉男命で、熊野三山の新宮から王子権現を勧請して創建されました。

  

昭和33年の狩野川台風で社殿が倒壊したものの、秋田の名工の手によって無事に修復が成りました。

現在でも長津田の総鎮守として、正月の初詣や子供さんのお宮参りなどで地域のみなさんに親しまれている神社です。

 

東京都多摩市 小野神社

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小野神社(おのじんじゃ)は東京都多摩市にある神社です。

こちらの神社の創建は不明ながら、かつては武蔵野国一ノ宮であったと伝えられているように神社のある地名も一ノ宮と称しています。

御祭神は天乃下春命、瀬織津比咩ノ大神などで、延喜式神名帳に記載されている同名の神社ではないかと考えられているそうです。

社殿には東京都指定有形文化財である木造随身椅像が納められています。

この像は元応元年に因幡法橋応円によって奉納されたものと伝えられ、神社の歴史を伝える貴重な文化財といえるでしょう。

 

東京都日野市 若宮神社

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東京都日野市にあるのが若宮神社(わかみやじんじゃ)です。

この若宮神社は慶安5年に豊田村領主の大久保勘三郎という旗本によって創建されました。

本殿には束帯姿の座像が安置されており、信仰厚い武士であった大久保氏の志が伺えます。

現在の若宮神社は昭和59年の神楽殿造営により、日野磯子会という祭囃子会が発足して活発な活動を行なっています。

神社の祭礼時には神楽やお囃子が奉納され、境内では子供相撲の奉納もあって大賑わいになるそうです。

 

東京都杉並区 龍泉寺

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龍泉寺(りゅうせんじ)は東京都杉並区にあるお寺です。

こちらは曹洞宗の寺院で、元和7年に普庵瑞迪和尚によって開山されました。 開山当初は杉並区ではなく、江戸麹町(現在の千代田区)に創建されたそうです。

しかし、江戸時代の元禄年間と享保年間と2度の火災に遭ったことなどから、寛永年間に現在の杉並区に移転してきました。

境内には「熱病に霊験あらたか」と江戸時代から信仰を集める北向き地蔵が祀られているほか、六体のお地蔵さんが並ぶ六地蔵が祀られています。

 

埼玉県川越市 氷川神社

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埼玉県川越市にあるのが氷川神社(ひかわじんじゃ)です。

こちらの神社は通称川越氷川神社とも呼ばれ、川越エリアの総鎮守として敬われています。

氷川神社の創始は6世紀の頃で、欽明天皇の時代に分祀されたとのことです。

江戸城を築城したことで知られる太田道灌は、この地に川越城を築城する際にこの氷川神社を深く崇敬し和歌を献納しました。

「老いらしく 身をつみてこそ 武蔵野の 草に いつまで 残る白雪」

現在の氷川神社は縁結びの神様としても有名で、巫女さんたちが作る縁結び玉というお守りが大人気になっています。

埼玉県本庄市 開善寺

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開善寺(かいぜんじ)は埼玉県本庄市にあるお寺です。

こちらのお寺は天正19年に本庄城主であった小笠原信嶺の開基で、球山宗温和尚によって開山されました。

球山和尚は武田信玄公の弟である逍遥軒の子息で、城主の奥方・久旺院尼の兄に当たります。

開善寺の御本尊は聖観世音菩薩であり、開山後の慶安2年には幕府将軍である徳川家光から朱印地十五万石が下されたということです。

ちなみに、当寺の武田信玄公画像、境内地図、朱印状が納められている朱印箱、境内にある小笠原信嶺夫妻の墓は本庄市指定文化財になっています。

 

海外の仏教寺院 天台山国清寺(中国)

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天台山国清寺(Tiantaishan Zhejiang)は中国の浙江省東部にある仏教寺院です。

この寺院がある一帯は中国三大霊山のひとつ天台山があるエリアで、日本では最澄が伝えたことでも知られる天台宗が発祥・確立された場所でもあります。

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当時の隋の2代皇帝であった煬帝は、天台宗の祖である智顗(ちぎ)に帰依したといわれています。

智顗の没後は弟子たちが国家的な保護のもと、この寺院で開祖の教えを守り海外にも天台宗を伝えていったのです。